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成:飯塚様のお宅の築年数を教えてください。
飯:丸16年です。
成:リフォームされるのは今回が初めてですか。
飯:初めてです。塗り替えも屋根の葺き替えも初めてです。
7、8年前に破風を塗ってもらった事はあります。
部分的なリフォームですね。
飯:屋上ベランダの床のひび割れを直してもらった事もあります。壁もずっと気になっていたんですけどね。
成:ドアを直されたのも今回が初めてですか。
飯:初めてです。この間の台風で、はがれてしまいました。
成:建物の中で気に入っている場所はありますか?
飯:リビングの窓。明るいでしょ。温室のようで
飯:私は屋上。1日に1回くらいは屋上に出ますからね。海も見えるし、見晴らしがいいからっていうのもあるんですけど。
飯:娘の部屋は真っ白なんです。床はマーブル調のタイル貼りで、壁もドアもすべて真っ白にしてもらったんです。
螺旋階段のデザインも娘が選んだんです。
飯:梯子でいいと思ってたんですけどね(笑)
飯:娘の希望でお風呂はヤマハのお風呂が入ってるんです。音楽聴きたいって言って
成:この場所に移り住んだ理由はなんですか?
飯:ここに来る前は藤沢市内に住んでました。娘たちが高校くらいになってこんな狭い家じゃ友達も呼べない、家内が庭いじりをしたいといって…そんな話が重なったので引っ越そうという話になった。
不動産屋さんにいろんなところを案内してもらった。ここは更地でしたので、こんなに見晴らしがいいとは思わなかった。家を建ててあとから見晴らしがいいことに気が付いた。
成:鎌倉に思い入れがあったんですか?
飯:藤沢市内にいたので藤沢市内で考えていたが、鎌倉、西鎌倉と見ていったが、たまたま気入ったのがたまたま鎌倉市だったという感じ。
成:ここのリビングはよく陽が入って本当に暖かいですよね。
飯:こんなに広くしたのは家内の希望です。わたしはリビングの真ん中に壁でも作ろうと思っていたんですけど。
家内がそういうので。わたしは大きく感じた。本当はそのぶん庭を広くしたかった。
成:リビングにあるライトもすごく素敵ですね。奥様が作られたんですよね。
飯:子供が中学校くらいのときにはじめました。実家の父がこういうの趣味なんです。彫刻から絵から…
木彫りのテーブル、飾り棚、全部作ってもらったんです。
飯:お父さんが教室をひらいていたんです。なかなか自分では作れないですもんね。
飯:父は本当に好きで、寝ても覚めてもステンドグラスのことを考えてたんですね。
ここにあるのも全部オリジナルなんです。テラリウムも作ってました。
色ガラスは形状にいろんなものがあるのでとても難しいんです。曲線を抜くのが難しいんです。
一度で切れないので無駄なガラスが出ちゃうんです。グラデーションになっているガラスなんかもあるんですよ。
成:これも作られたんですか?(壁の窓)
飯:そうです。ちょっと、目つきが怖いなんて娘たちには言われるんですよ。
以前の家にいたときに作ったんですが、引越して来た時にここに入れてもらったんです。
成:こういうのも奥さんが作られたんですか?(リースなどお花)
飯:これはね、2番目の娘がフラワーデザインの講師をしていて。
娘が帰ってくると、いつも庭をうろうろして、
材料になりそうな植物を摘んでいくんですよ。
次から次へとこれ植えといてあれ育ててって持ってきて。
私が管理してるの(笑)
成:今回リフォームしようと思ったきっかけを教えてください。
飯:新しく家を建てたときに、10年くらいたったら外壁の塗装なんかはちゃんとやらなきゃいけないよって、
言われてたんですね。でもなかなかそれができなくて。
タイミングが特別よかったというわけではなかったんですが、いろいろかたがついて…というところですね。
ここの土地を買ったときに住宅ローンが少なかったんですが今年の夏に終わったので…
というタイミングもあったので。
成:他の業者とも比較されましたか?
飯:3社で比較していました。
成:弊社を選んでいただけたきっかけというのは?
飯:重ね葺きという他社にはない提案があったのと
価格も安かったので。
飯:以前成田屋さんで工事した友人の勧めもあったので安心できました。
成:今回の工事で良かった点、悪かった点を教えてください。率直に教えてください。
飯:建物のことはよくわからないですが、とにかくきれいにやっていただけたというのが良かったです。
工事の途中で職人さんから「仕上がりに満足できないのでもう一度塗らせていただけませんか」という
提案などもあり丁寧にやっていただけました。
飯:時間的に余裕がなくて急いで片づけてったのが…(足場)ぎりぎりまでやっていらしたし
良かった点は手早くやって下さったし、きれいにやって下さったし、非常に満足しています。
成:工事中の職人とのエピソードはありますか?
飯:中庭の竹の簀の子を元に戻してくれた。足場のひとが。
飯:私ひとりでもできないし、主人と私でもできないし。
飯:本当だったら足場だけ解体すればいいんだけど、元に戻すようにお願いしたらやってくれた。
あと塗装職人、森さんの毛虫事件
飯:あのひとすごく印象的。あんなに怖がるとは思わなかった。
あんな毛虫ごときに恐れおののくとは思わなかった。男の方が(笑)
一同:(笑)
成:この家でご家族であったエピソードを教えてください。
飯:中庭で家族、娘たちの家族と4世帯でバーベキューしたり、秋刀魚焼きパーティーしたり
飯:友人に竹の簀の子を作ってもらってからはよくここで秋刀魚焼きパーティーなんかしてます
飯:江の島の花火にかけて昼間焼き物をやって夜花火を見たり。
飯:屋上からたまたま江の島の花火が見えるんですよ。なので、ほぼ毎年その時期になるときて、家族で見ています。
飯:上の娘が人を集めるのが好きなのね。パーティー屋さんで。
ルーフバルコニーにテント張って家族でキャンプしたりするんです(笑)
飯:私に似てる(笑)
飯:自分の友達の家族もつれてきて。花火が見えるからって。笑
たいへんなの~。笑 合宿場みたいにして。
飯:毎年わたしも親しかった人たちを呼んで。お昼はどこかで食事をして夜はここで宴会。
毎年。もう15、6年続いてますね
成:外装工事でもし悩んでいる方がいたらどんなアドバイスをしますか。
飯:そうですねー、私は出身が静岡で、大学出てからこちらにきたんですが、このへんの家をみてると、
新しいおうちが取り壊されて、更地になって、たぶん持ち主が変わられてるんだと思いますけどね。
そこにまた新しいおうちが建つわけでしょ。
だからね、私が子供のころにおもっていた家のイメージとちがうんですよね。
飯:このへん高齢の方が多いですからね
飯:いま住んでいるところで、家を大事にするために、長持ちさせて住もうっていう気持ちが薄いんじゃないかな。
飯:みんな施設に入っちゃおうとかして。管理するのが大変なので。リフォームして、
手をかけてってやろうっていうところがないですよね。
飯:昔みたいに何代も、親から子にって家を大事にしてつかっていこうっていうのが少ないんじゃないかな
成田屋さんのお客様はどうなんですか?
成:実は飯塚様の今回のようなかたちは少なくて。壊れてからどうにかしないとって方も多いんです。
壊れる前に頼んでくる方ってたぶん全体の1割とか2割くらいですかね。
ただ、壊れるときって台風があったりとか大風が吹いたりっていうあとなんで
すごく工事が詰まっている時期だったり、バタバタした中でおわってしまうケースなんかもやはりあるんです。
なので計画的にされたほうが結果的に安くていい工事ができる。
飯塚様のように計画的に家のことを考えてる方の方が良い工事ができるんです。
飯・飯 なるほどー
今回は良いタイミングでした、ありがとうございます。
成:いえいえ、こちらこそありがとうございます。
本日はお忙しい中インタビューにご協力していただきありがとうございました
photo&written by azusa katakura